いっとうものブログ
滋味深き味わい
味の表現の基本として「滋味深い」という言葉があります。 (じみぶかい)、調べてみると栄養価に富んで味の良く感じられることだそう。 滋養の「滋」という字と、味が結びつく熟語という事で、 さんずいの漢字から草冠に注ぎ込まれるような、 体の中から何かみなぎる栄養価が含まれた味わい、そんなイメージがつきます。 食べ物全般で「滋味深い」ときというのは、やはり旬の最盛期ではないでしょうか。 旬には一般に「はしり」「盛り」「なごり」という時期がありますが、 この「盛り」の時期が一番、滋味深し。 初秋の頃にバーベキューを行い、滋味を感じる、そんな体験をしてきました。 北海道の新さんま。「新」と言えども、これは「盛り」の頃。 放っておくと燃え出してしまうほどの脂ののり具合。 これからの回遊に備えた、備蓄たっぷりのさんまは、 とてつもなく旨い。1尾100円を切るのを待っていられません。 岩ガキ。これは「なごり」の頃、と言えど、 岸壁に張り付く自然に近い岩ガキの肉質は、 どんな季節でも滋味深い。 たっぷりとその栄養を内包して、口の中でそれらを一気に解放。 これが何とも旨い。 旬を大切にし、盛りの滋味深さをたっぷりと味わう。 これが四季というボーナスをもらっている、日本人ならではの贅沢。 ありがたく頂戴。 滋味深い美味しいものをたくさん揃えております 旬を感じられる「いっとうもの」顔の見える青果物はコチラ▶ \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
滋味深き味わい
味の表現の基本として「滋味深い」という言葉があります。 (じみぶかい)、調べてみると栄養価に富んで味の良く感じられることだそう。 滋養の「滋」という字と、味が結びつく熟語という事で、 さんずいの漢字から草冠に注ぎ込まれるような、 体の中から何かみなぎる栄養価が含まれた味わい、そんなイメージがつきます。 食べ物全般で「滋味深い」ときというのは、やはり旬の最盛期ではないでしょうか。 旬には一般に「はしり」「盛り」「なごり」という時期がありますが、 この「盛り」の時期が一番、滋味深し。 初秋の頃にバーベキューを行い、滋味を感じる、そんな体験をしてきました。 北海道の新さんま。「新」と言えども、これは「盛り」の頃。 放っておくと燃え出してしまうほどの脂ののり具合。 これからの回遊に備えた、備蓄たっぷりのさんまは、 とてつもなく旨い。1尾100円を切るのを待っていられません。 岩ガキ。これは「なごり」の頃、と言えど、 岸壁に張り付く自然に近い岩ガキの肉質は、 どんな季節でも滋味深い。 たっぷりとその栄養を内包して、口の中でそれらを一気に解放。 これが何とも旨い。 旬を大切にし、盛りの滋味深さをたっぷりと味わう。 これが四季というボーナスをもらっている、日本人ならではの贅沢。 ありがたく頂戴。 滋味深い美味しいものをたくさん揃えております 旬を感じられる「いっとうもの」顔の見える青果物はコチラ▶ \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
【お野菜探訪】赤いじゃがいもその名も「ノーザンルビー」
今年はじゃが芋玉ねぎ人参それぞれ高い。 野菜全般が不作だそうで、 長雨のせいなのか、病気のせいなのか、 様々な理由でとれていないようです。 販売を企てていたこの赤いじゃが芋↓ 品種名はノーザンルビーと言います。 メイクイーン系の細長い姿に、 サツマイモのような赤い外皮。 そして切り口はアントシアニンたっぷりの薄紅色。 非常に美味しそう。 しかし・・・収穫が出来ずに終わってしまったそうです。 もともと栽培面積は少なかったのですが、 自然の力にはかなわずに収穫ができず・・・。 せっかくですので、撮影いたしました写真をここに掲載させていただきます。 ノーザンルビーを使ったヴィシソワーズ、スープが赤く色づきます。 映えますね。 ちょっとジャガイモ特有の香りが強く感じましたが、塩梅が良ければ美味。 この色みが暑い日に清涼感をもたらしてくれました。 色みを生かすとすればやはりノーザンルビーのマッシュドポテト。 ちょいと気の利いたカフェ飯なんてのに添えてあると、 青果関係者が色めき立ちます。 「この色は何のジャガイモはなんだい?」「食紅です。」「…」 というところを「ノーザンルビーです。」と言えた時には、 「おぉ~~、いいもん使ってるね」という感嘆の声を上げる事でしょう。 軽く粒子が残るようにすると、歯ざわりもつぶつぶとして楽しい。 このじゃがいもは、なかなか良い品種です。 \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
【お野菜探訪】赤いじゃがいもその名も「ノーザンルビー」
今年はじゃが芋玉ねぎ人参それぞれ高い。 野菜全般が不作だそうで、 長雨のせいなのか、病気のせいなのか、 様々な理由でとれていないようです。 販売を企てていたこの赤いじゃが芋↓ 品種名はノーザンルビーと言います。 メイクイーン系の細長い姿に、 サツマイモのような赤い外皮。 そして切り口はアントシアニンたっぷりの薄紅色。 非常に美味しそう。 しかし・・・収穫が出来ずに終わってしまったそうです。 もともと栽培面積は少なかったのですが、 自然の力にはかなわずに収穫ができず・・・。 せっかくですので、撮影いたしました写真をここに掲載させていただきます。 ノーザンルビーを使ったヴィシソワーズ、スープが赤く色づきます。 映えますね。 ちょっとジャガイモ特有の香りが強く感じましたが、塩梅が良ければ美味。 この色みが暑い日に清涼感をもたらしてくれました。 色みを生かすとすればやはりノーザンルビーのマッシュドポテト。 ちょいと気の利いたカフェ飯なんてのに添えてあると、 青果関係者が色めき立ちます。 「この色は何のジャガイモはなんだい?」「食紅です。」「…」 というところを「ノーザンルビーです。」と言えた時には、 「おぉ~~、いいもん使ってるね」という感嘆の声を上げる事でしょう。 軽く粒子が残るようにすると、歯ざわりもつぶつぶとして楽しい。 このじゃがいもは、なかなか良い品種です。 \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
【お野菜探訪】春との出会い ふゆ菜
菜の花。千葉で育った身として、春を迎えると食卓に菜の花があがってきます。子供ながらに、苦さを我慢しながら食べたもの。一体なぜこんなに苦いものを食べるのか。何かに書いてあったのですが、菜の花は「長い冬の間、ため込んだ悪いものを排出する役目がある」とありました。なるほど、「良薬口に苦し」という言葉の通り、デトックス効果があの苦みに繋がっているのか、と妙に納得いたしました。いえ、10年の苦い思い出が晴れました。こうした春の訪れを告げる野菜、山菜などもそれに当てはまりますが、ご紹介したいのが「ふゆ菜」という野菜。 アブラナ科の葉物で、別名宮内菜やかき菜とも呼ばれるそう。ってその別名で検索してみると、見た目が全然違うものなので、このふゆ菜というものは、「ちりめんふゆ菜」という品種か?やや謎を感じつつ、改めてふゆ菜を見てみる。長野県で無農薬の有機栽培で作られている葉物という事で、その葉を見ると、非常にきれいに瑞々しく作られております。油との相性が抜群とのことで、ひき肉と炒めてみると・・ 抜群にうまい。油との相性はもちろんの事、絶妙な苦みとシャキシャキとした歯ごたえは絶品もの。春を迎える野菜として作られている「ふゆ菜」とても体にもよさそうな良い野菜です。 \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
【お野菜探訪】春との出会い ふゆ菜
菜の花。千葉で育った身として、春を迎えると食卓に菜の花があがってきます。子供ながらに、苦さを我慢しながら食べたもの。一体なぜこんなに苦いものを食べるのか。何かに書いてあったのですが、菜の花は「長い冬の間、ため込んだ悪いものを排出する役目がある」とありました。なるほど、「良薬口に苦し」という言葉の通り、デトックス効果があの苦みに繋がっているのか、と妙に納得いたしました。いえ、10年の苦い思い出が晴れました。こうした春の訪れを告げる野菜、山菜などもそれに当てはまりますが、ご紹介したいのが「ふゆ菜」という野菜。 アブラナ科の葉物で、別名宮内菜やかき菜とも呼ばれるそう。ってその別名で検索してみると、見た目が全然違うものなので、このふゆ菜というものは、「ちりめんふゆ菜」という品種か?やや謎を感じつつ、改めてふゆ菜を見てみる。長野県で無農薬の有機栽培で作られている葉物という事で、その葉を見ると、非常にきれいに瑞々しく作られております。油との相性が抜群とのことで、ひき肉と炒めてみると・・ 抜群にうまい。油との相性はもちろんの事、絶妙な苦みとシャキシャキとした歯ごたえは絶品もの。春を迎える野菜として作られている「ふゆ菜」とても体にもよさそうな良い野菜です。 \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
大きくそしてカラフルに【沖縄の市場から】
沖縄の市場。 並ぶ魚が大きくそしてカラフル。 何もせずとも、絵になります。 当たり前に並んでいる魚たち、 皆目見当もつかないその存在感をよくよく調べてみると タイの仲間だったり、タラだったり、 何とか身近なもののイメージで頭の中に納めようとします。 青っ!何だこれは・・そして立派な車エビ。 真ん中割られてるのは何だ?ロブスター? 私は築地にいた人間ですが、 この今までの経験に無い海の幸に圧倒されます。 でかい・・ 真ん中のこれはスーパーマリオに出てきた貝か・・ あじけー(ヒメシャコ貝)ってやつ。 右側のとてつもなく大きい貝は謎のまま・・。 これらの大きい存在感とカラフルな色合いが 沖縄の海を彩っている。 それが考えられる沖縄の市場は楽しい。
大きくそしてカラフルに【沖縄の市場から】
沖縄の市場。 並ぶ魚が大きくそしてカラフル。 何もせずとも、絵になります。 当たり前に並んでいる魚たち、 皆目見当もつかないその存在感をよくよく調べてみると タイの仲間だったり、タラだったり、 何とか身近なもののイメージで頭の中に納めようとします。 青っ!何だこれは・・そして立派な車エビ。 真ん中割られてるのは何だ?ロブスター? 私は築地にいた人間ですが、 この今までの経験に無い海の幸に圧倒されます。 でかい・・ 真ん中のこれはスーパーマリオに出てきた貝か・・ あじけー(ヒメシャコ貝)ってやつ。 右側のとてつもなく大きい貝は謎のまま・・。 これらの大きい存在感とカラフルな色合いが 沖縄の海を彩っている。 それが考えられる沖縄の市場は楽しい。
【お野菜探訪】清見はオレンジでは無い?
国産オレンジの代名詞的な存在である「清見」清見オレンジと呼ばれることが多いのですが、厳密に言うと、「清見」という品種は「タンゴール」に分類されます。なので名称は「清見タンゴール」が正しくなります。実際は分かればどちらの名でもいいのですが、タンゴールというのはオレンジとみかんを掛け合わせた品種の分類を言うそうで、オレンジの美味しさとみかんの作りやすさをあわせ持ったものが「清見タンゴール」となります。最近ではデコポンやせとかなどの親種として「清見」は名をつないでおりますが、これは植物学的な特徴として、交配のしやすさを品種として持っているからだそうです。詳しくは検索で出てきますが、清見タンゴールは好品種である事は間違いありません。 その歴史は古く、1949年から作られている清見。 日本のオレンジの大将、そう言っても過言ではないと思います。 あ、タンゴールか。 オレンジ充実、顔の見える青果物特集はコチラから。 いっとうものでした。 \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
【お野菜探訪】清見はオレンジでは無い?
国産オレンジの代名詞的な存在である「清見」清見オレンジと呼ばれることが多いのですが、厳密に言うと、「清見」という品種は「タンゴール」に分類されます。なので名称は「清見タンゴール」が正しくなります。実際は分かればどちらの名でもいいのですが、タンゴールというのはオレンジとみかんを掛け合わせた品種の分類を言うそうで、オレンジの美味しさとみかんの作りやすさをあわせ持ったものが「清見タンゴール」となります。最近ではデコポンやせとかなどの親種として「清見」は名をつないでおりますが、これは植物学的な特徴として、交配のしやすさを品種として持っているからだそうです。詳しくは検索で出てきますが、清見タンゴールは好品種である事は間違いありません。 その歴史は古く、1949年から作られている清見。 日本のオレンジの大将、そう言っても過言ではないと思います。 あ、タンゴールか。 オレンジ充実、顔の見える青果物特集はコチラから。 いっとうものでした。 \\ 珍しい野菜や新しい果物をご紹介 //
バターコーヒーとは?
アメリカで爆発的に流行り、日本にもその著書と共に紹介されている「バターコーヒー」文字通りバターをコーヒーにinして飲むものなのですが、一体全体どんなものだろうでしょうか?という事で、試してみました。使うバターはグラスフェッドバター。これは草を食べて飼育されている牛から出る乳で作られたバターの事。日本で主に出回っているバターは、ほとんどがグレインフェッドバターと呼ばれるもので、穀物飼育の牛の乳から作られるもの。あえてグラスフェッドとグレインフェッドに区分けするのには理由があり、その理由は後述で。コーヒーにバターを入れる・・ まあこうなりますよね。これではバターをつまみにコーヒーのような感じなので、バターコーヒーとは言えません。ちょっとかき混ぜてみると コーヒーの上で分離した油達が・・「子供の頃にこの油を箸でつなげて遊んだな」とノスタルジックに浸りながらも、こうじゃない感が強い。じっくりとかき混ぜ ようやくバターコーヒーっぽい感じに。飲んでみると・・・のっぺりとしたコーヒーの味。・・・決して美味しいものじゃ無いよう。ではなんでアメリカでこのバターコーヒーを朝に飲み続ける人が多いかと言うと、ダイエット効果が非常に高いのだそう。上述の通りグラスフェッドバターでなければならない理由は、バターに不飽和脂肪酸が含まれているかどうか?と言う部分が重要となります。グレインフェッドには不飽和脂肪酸が含まれておりません。不飽和脂肪酸の一種、共役リノール酸や、オメガ3が、ダイエット効果を高める、中性脂肪の燃焼や筋肉の修復などを助けるのだそう。実際、バターコーヒーの啓蒙本があるのですが、かみ砕いて理解した部分として、バターコーヒーを朝に飲むと、空腹感を助長させる糖分をとらず、たっぷりの不飽和脂肪酸をカフェインと 一緒にとると、朝から頭が冴えわたって仕事がはかどる!のだそうです。オメガ3は体内で聞き馴染みのあるDHAとEPAに変化するし、共役リノール酸は人間がつくる事の出来ない成分というのも重要な部分。また始める前にメンテナンス期間というものも必要だそうで、単純に飲み続けても効果のほどは・・?という事も書かれております。実際に本を読んでみたい方は「最強の食事」で検索すると出てきます。という事で、バターコーヒーというものを体感してみました。味という意味で飲むのは個人的には嫌だな~。 いっとうものでした。
バターコーヒーとは?
アメリカで爆発的に流行り、日本にもその著書と共に紹介されている「バターコーヒー」文字通りバターをコーヒーにinして飲むものなのですが、一体全体どんなものだろうでしょうか?という事で、試してみました。使うバターはグラスフェッドバター。これは草を食べて飼育されている牛から出る乳で作られたバターの事。日本で主に出回っているバターは、ほとんどがグレインフェッドバターと呼ばれるもので、穀物飼育の牛の乳から作られるもの。あえてグラスフェッドとグレインフェッドに区分けするのには理由があり、その理由は後述で。コーヒーにバターを入れる・・ まあこうなりますよね。これではバターをつまみにコーヒーのような感じなので、バターコーヒーとは言えません。ちょっとかき混ぜてみると コーヒーの上で分離した油達が・・「子供の頃にこの油を箸でつなげて遊んだな」とノスタルジックに浸りながらも、こうじゃない感が強い。じっくりとかき混ぜ ようやくバターコーヒーっぽい感じに。飲んでみると・・・のっぺりとしたコーヒーの味。・・・決して美味しいものじゃ無いよう。ではなんでアメリカでこのバターコーヒーを朝に飲み続ける人が多いかと言うと、ダイエット効果が非常に高いのだそう。上述の通りグラスフェッドバターでなければならない理由は、バターに不飽和脂肪酸が含まれているかどうか?と言う部分が重要となります。グレインフェッドには不飽和脂肪酸が含まれておりません。不飽和脂肪酸の一種、共役リノール酸や、オメガ3が、ダイエット効果を高める、中性脂肪の燃焼や筋肉の修復などを助けるのだそう。実際、バターコーヒーの啓蒙本があるのですが、かみ砕いて理解した部分として、バターコーヒーを朝に飲むと、空腹感を助長させる糖分をとらず、たっぷりの不飽和脂肪酸をカフェインと 一緒にとると、朝から頭が冴えわたって仕事がはかどる!のだそうです。オメガ3は体内で聞き馴染みのあるDHAとEPAに変化するし、共役リノール酸は人間がつくる事の出来ない成分というのも重要な部分。また始める前にメンテナンス期間というものも必要だそうで、単純に飲み続けても効果のほどは・・?という事も書かれております。実際に本を読んでみたい方は「最強の食事」で検索すると出てきます。という事で、バターコーヒーというものを体感してみました。味という意味で飲むのは個人的には嫌だな~。 いっとうものでした。