千葉で育った身として、
春を迎えると食卓に菜の花があがってきます。
子供ながらに、苦さを我慢しながら食べたもの。
一体なぜこんなに苦いものを食べるのか。
何かに書いてあったのですが、菜の花は
「長い冬の間、ため込んだ悪いものを排出する役目がある」
とありました。
なるほど、「良薬口に苦し」という言葉の通り、
デトックス効果があの苦みに繋がっているのか、
と妙に納得いたしました。いえ、10年の苦い思い出が晴れました。
こうした春の訪れを告げる野菜、山菜などもそれに当てはまりますが、
ご紹介したいのが「ふゆ菜」という野菜。
アブラナ科の葉物で、別名宮内菜やかき菜とも呼ばれるそう。
ってその別名で検索してみると、見た目が全然違うものなので、
このふゆ菜というものは、「ちりめんふゆ菜」という品種か?
やや謎を感じつつ、改めてふゆ菜を見てみる。
長野県で無農薬の有機栽培で作られている葉物という事で、
その葉を見ると、非常にきれいに瑞々しく作られております。
油との相性が抜群とのことで、ひき肉と炒めてみると・・
抜群にうまい。
油との相性はもちろんの事、絶妙な苦みとシャキシャキとした歯ごたえは
絶品もの。
春を迎える野菜として作られている「ふゆ菜」
とても体にもよさそうな良い野菜です。
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