糖度14度にもなる完熟した
食用ほおずき
■最適な環境で作物本来の味を引き出す
岩手県は花巻で食用ほおずきは作られます。
冬の積雪に負けない骨組みががっしりとしたハウス。
その中は湿度・温度が管理されており、
点滴型のかん水がコンピューターによって時間ごとに設定され、
植物育成に適した自然環境が保たれております。
青々とおい茂る食用ほおずきの土壌に目を向けると、
ポッドが2段にに積み重なるという特徴的な光景が映ります。
これは多段式ポッド栽培法と呼ばれており、
予め適切な肥料の配合がなされたポッドを重ねる事で、
植物の生育状況に合わせた栄養素が行き渡る仕組みとなります。
1段目の土壌で苗から樹へと生長させ、
頃合いを見て2段に積み重ねて花や実の育成が行われます。
植物本来の力がこうして引き出されております。