美味しい桃の選び方、
これは非常に難しいです。
赤くしっかり色づいている桃は、
太陽をたっぷりと浴びた証拠なので、
「はずれ」は少ないように思います・・・
が、中には「はずれ」もあります。
非常に難しい・・。
桃は外皮が薄い為、風や虫の害に合いやすく、
それを防ぐために1玉ずつ袋掛けを致します。
当然、袋の中では色はつきませんので、
袋を外してから色づけしていきます。
そして色が増せば糖度が増す、
という事では無く、
玉伸びという桃が大きくなり切ってから
熟度が増していきます。
熟度が増す前に袋を外してしまうと、
色づきの良い、未熟果という状態になります。
また渋みや苦みがでてしまう桃もあります。
栽培過程に水分不足など何かしらかの要因があって、
果実のストレスからそうなります。
結局、見た目で美味しいとの判断がつきづらいのが桃。
という事で、どう選ぶかというと、
生産地や生産者で選ぶのが無難です。
美味しい産地や生産者さんは、やはりブレなく
美味い桃を作ってきます。
その美味しい桃をつくる生産者さんに取材で話を聞くと、
「渋みをとるために鶏糞をいれたりする」などなど、
素人にはわからない独自の栽培のこだわりを持っております。
最近は光センサー選果といって、
1玉ずつ選果場で光センサーを当てて糖度測定をする産地が増えてきました。
たゆまぬ努力やこうした設備の為に、
少しずつ「はずれ」、、といっては失礼ですが、
甘くない桃が出回らないようにもなっている昨今です。
いっとうものでした。
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